介護と福祉用品の たすけあいこんにちわ

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千葉市支えあい
活動団体連絡会

「まだ３０年、もう３０年」理事長 渡辺七七子

　　つい先日の事ですが、ある会魏に出席した時、参加者の一人がこのような感想を述べらておられました。 「有償ボランティアというのは何か違和感があるよなぁ・・事業って言った方が・・・」その言葉を聞いて ３０年以上前に私が全く反対の違和感をいだいていたことを思いしました。

　「たすけあいこんにちわは」１９８８年３月に設立総会をしましたので、正式には３０周年ですが、 その前に１年半ほどワーカーズコテクティブの一部門として活動をしていました。違和感はその時に感じていたものなのです。 困った時はお互い様で助け合おう、できる人ができる時に支え、できない時は我慢しないで助けてといえる関係や仕組みを、 地域に作ろうという思いを集めて始めた活動がワーカーズコテクティブなのだろうか、事業なのだろうかという思いが メンバーの中に強くなりました。そこで、ワーカーズから離れることにしたのです。

　３０年間いろいろな節目がありました。自前の事務所がなく荷物を抱えあちこち居候をしていた時に河合節子さんとの 出会いがありました。「退職したら介護用品の店をやりたい、そこで相談に乗ったりおしゃべりをしたり、落ち込んだりしても元気を 回復できるような場所にしたい」そんな夢を持っていた彼女がいたから「たすけあいこんにちわ」は １９９５年７月に介護用品兼事務所を持つことができました。

　次の節目は何といっても２０００年に介護保険事業に踏み切ったことでしょう。基準該当事業者としてスタートし 翌年NPO法人を取得しました。たすけあいの利用者さんは、高齢者が大半を占めていたので、皆さんが介護保険サービスに 移行したら「たすけあいこんにちわ」の活動は成り立たなくなります。事務所をたたむか、解散するか、今までの活動を 継続するために介護保険事業へ移行するかと話し合いは続きました。そして、介護保険事業へ移行してもたすけあい活動は 続けていこう。そう決めました。

　あれから１８年いろいろなことがあったけど・・・頑張ってますね！
そりゃあ　皆それぞだけ年はとったけどまだまだいけるね！
さあ、もうひと頑張り、明日、またなんか始める？
（機関紙第１６２号より引用）